今回の記事は前回と少し趣旨を変えて、FF14のパッチ5.1現在での各ジョブの範囲火力の事についてです。
範囲火力については今のFF14だと役に立つ場面がエキスパートIDくらいしかなくあまり気になる人というのは少ないのかもしれませんが、一応前回の単体火力の事だけに注目するのはちょっと中途半端かなということで調べてみました。
こちらの記事についてもFFLogs様の情報を元に調べていきたいと思います。
このDPSの範囲火力については漆黒のヴィランズ開始当初から特に不満の声も出ていないようで、パッチ5.1になっても範囲火力についてはそれほど変化がなさそうな感じですが、実際に各ジョブの範囲火力の差がどうなっているのかを大雑把にではありますが、見ていきたいと思います。
範囲火力についてはエキスパートID(アーモロート)を参考に
範囲火力の事に関してはエキスパートIDの「終末幻想アーモーロート」を参考にしています。
理由としては前回の記事に述べた通りで道中だけでなく2ボス目で大量の雑魚敵が出現することもあり、現状のエキスパートIDの中では一番数値が大きく差が出そうな為です。
他の理由として、440レベルシンクが掛かり、プレイヤー間での装備差がほとんどなくなるということで参考にしてみました。
ただ今回参考にするデータに関してはちょっとデータ数が少ないみたいで以前のパッチ5.08の時よりも数値の信憑性が悪くなっているかもしれません。
あと今回もタンクジョブについては火力に直接関係するような変更点が無かったので、省略させてもらいました。
数値に関しては通常のDPS換算なので注意
今回の参考にしているデータはrDPS値ではなく通常のDPS値が基準になります。なのでピュアDPS職のジョブが大きな値が出やすい傾向になると思われます。
DPS値を基準にすることの注意点とかも前回の記事で述べているのですが、あくまで超大雑把な参考程度に留めておいた方がいいと思われます。
パッチ5.1でのDPSジョブの範囲火力の差は?
各DPSジョブのDPSについては以下の様になっていました。ついでに前回の記事との最大値の変動率みたいなものを追加で載せてみました。
ジョブ | perf25~75のDPS値 | 最大値 | パッチ5.08からの変動 |
黒魔導士 | 9385~12533 | 15962 | 2.1%減 |
召喚士 | 9871~12406 | 14565 | 5.7%増 |
侍 | 9031~12215 | 15060 | 3.2%増 |
忍者 | 9527~12203 | 14405 | 7.5%増 |
機工士 | 9292~11805 | 13680 | 0.2%減 |
モンク | 8376~11658 | 13522 | 3.3%減 |
竜騎士 | 8342~11486 | 14032 | 3.0%減 |
赤魔導士 | 7875~11014 | 13292 | 3.1%減 |
踊り子 | 8509~10674 | 13186 | 6.2%増 |
吟遊詩人 | 7405~10362 | 13242 | 5.0%減 |
以前のパッチ5.08から結構変動しているようでしたが、相変わらず範囲火力については黒魔導士が頭一つ抜けている印象です。
ただし、今回のパッチ5.1では前回、IDでの火力がかなり下の方だった忍者が上位に食い込み、中堅の立ち位置にいた召喚士も上位にまで数値が伸びているというのが目立ちます。
火力支援効果抜きでの通常のDPSということを考えるとこの2ジョブに関しては黒魔導士と侍に匹敵するくらいの範囲火力を持っているのかもしれないです。
全体を見ると、以前は中間層にいた詩人が落ちて下位の位置にまで下がったこと以外だとほとんど変化が見られず、全体的な格差はやや縮まってはいる傾向にはあるようでした。
パッチ5.1にて範囲火力が向上したと思われるジョブについて
ざっくり見ていくと召喚士、侍、忍者、踊り子、竜騎士が上昇していてそれ以外のジョブが減少していたり、ほとんど変動していないみたいでした。竜騎士に関しては最大値が減少していますが、それ以外の範囲で前回の記事と比較するとしっかり伸びているようでしたので範囲火力についてはちゃんと向上していると判断して良さそうです。
召喚士は単体火力が大幅に強化されていましたが、範囲火力についても結構伸びているみたいでした。
侍に関しては範囲火力についてはあまり変化がないと思いきや、パッチノートを見てみると範囲攻撃の風雅の距離と範囲が拡張されていたようで、おそらく範囲漏れが起こりにくくなったことにより結果としてDPS値が伸びたのだと思われます。
踊り子については下位層や中間層ではそれほど変化がないもののperf75より上のプレイヤーをみていくとかなり伸びているみたいでした。範囲攻撃の威力が単純に上がったので純粋に強化されたと見て良さそうです。
一番変化が大きかったのは意外にも忍者みたいでした。忍術関係の仕様が大きく変更された影響でしょうか。データ数が少ないにも関わらず下位上位関係なく全体として大きく伸びています。
詩人の弱体化が少し目立っているかも
他のジョブに関して見ていくと最大値については前回から減少しているジョブが多いですが、それ以外の範囲で見てみると詩人以外ではそれほど変動がなく、範囲火力が変わったという訳ではなさそうです。
ただ、詩人に関しては範囲技の火力に変更はなかったのですが、Dotの威力が下がったり、歌の火力支援効果が通常のDPS値には影響しないので、前回のパッチ5.08よりも数値が減少しているのが目立ってしまってます。
詩人の支援効果については8人PTの時よりも恩恵が小さくなってしまうので、実質4人PTのコンテンツでは弱体化してしまったと見て良さそうです。
ヒーラーについての範囲火力の差は?
DPSジョブに続いてヒーラーの3ジョブについても調べてみました。
ジョブ | perf25~75のDPS値 | 最大値 | パッチ5.08からの変動 |
白魔導士 | 4830~7480 | 10367 | 3.2%減 |
学者 | 3772~6967 | 9997 | 1.4%増 |
占星術師 | 2586~5326 | 7453 | 7.6%増 |
パッチ5.1にて白魔導士と学者については火力関係での調整はないので、最大値こそ変動してしまっていますが、それ以外の範囲だとほとんど変動していないみたいです。
ある位置範囲火力で一番格差があった占星術師ですが、一応は以前よりその差は縮まっていはいるようです。
ただパッチノートを確認してみた限りだと、範囲攻撃については特に変更がなかったので、この値の変化というのは占星術師の単体攻撃が強化されたことと、消費MPとか操作性が良くなったことにより以前よりも攻撃に手を回しやすくなっただけであることが推測されてしまいます。
perf25あたりの数値に注目すると以前のパッチ5.08よりも25%くらい上昇しているので、よりいっそうその可能性が高いような気がしています。
ただそれでも、他のヒーラーと比べて攻撃する余裕があまりなかった占星術師でも、エキスパートIDで火力を出す余裕が出来ているともいえるので、範囲火力の差は依然としてあるものの良いバランス調整だったと言えるのではないでしょうか。
範囲火力の差は以前よりは縮まってはいると思われる?
今回も前回のパッチ5.08と同じようにパッチ5.1の各ジョブの範囲火力の差に超大雑把にではありますが調べてみました。
DPSジョブに関しては詩人の数値が下がっていますが、範囲攻撃自体には変更はないので、強化されたジョブの事を考えれば全体的に格差が縮まっていると言っても良さそうです。
ヒーラーの占星術師についても範囲攻撃に変更はなく格差が縮まったということにはならないのですが、それでも操作の負担が減り攻撃に回せる余裕が出来たということが推測できるので、ある意味で格差が縮まっているとも言えます。
ただそれでもまだまだジョブ間の火力格差があるということには違いが無いので、範囲火力に限った話ではないですが、何かしら上手い事今後もジョブ調整が入ってくれることを期待したいです。
コメント
更新お疲れ様でした。
僕はメイン忍者のPS4勢で具体的な数値は測れませんが、忍術を打てる回数が倍以上になったのですごく強くなった実感があります。
・忍術が2スタック制で、かくれると2スタック回復する。
・天地人、活殺、忍術のリキャストが別枠になった。(以前は天地人、活殺のタイミング調整が面倒でした。)
数字にも表れているみたいですね。
忍術がGCD化されたことで、ラグによるうさぎ暴発もなくなりました。今回の調整はとても快適でいいです。
コメントありがとうございます!
やはり忍者に関しては操作性がかなり良くなっているらしいですね。
私も以前の忍者に関してはちょっと敬遠していた部分も多くてレベル70まで上げてからずっと触ってなかったのですが、機会を見つけてカンストまで上げてみようかなとも思ってます。