FF14のパッチ5.1にてDPSジョブとヒーラーの占星術師に火力に関係するバランス調整が行われました。
以前パッチ5.08のDPSジョブ間の火力差についてもFFLogs様の情報を元に記事を製作してみましたが、その時からどの程度変化したのかも個人的に気になっていたので再度FFlog様の情報を元に記事にしてみました。
今回の記事も私個人の独断と偏見が混じりまくった記事になっているのでそのあたりの事情に注意しながら閲覧してみてください。
DPSの計測方法の事とか
DPSの計測方法のことについては前回の記事で説明した通りで特にパッチ5.08から何も変更点もないみたいだったのでそのままです。
ただ今回のパッチ5.1についてはタンクロールについてに限れば個人の火力に直接関係する数値調整が行われていなかったみたいで実際に調べてみてもほとんど数値に変動がなかったので今回の記事ではタンクロールの比較については省略します。
2019/12/07現在のエデン零式全層での各ジョブの平均DPS値は?
前回の記事と同様にエデン零式全層の平均値について全DPSジョブのことについて調べてみました。全層の平均なので大雑把な数値になってしまいますが見ていきたいと思います。
今回の表では最大値について、前パッチ5.08からの変動率みたいなものも追加してみました。
ジョブ | perf25~75のDPS値 | 最大値 | 5.08からの変動率 |
召喚士 | 12485~14112 | 15572 | 9.8%増 |
侍 | 12287~13983 | 15673 | 3.1%増 |
モンク | 12376~13858 | 15387 | 1.1%減 |
竜騎士 | 12230~13744 | 15103 | 0.3%減 |
忍者 | 12153~13657 | 15068 | 0.6%減 |
黒魔導士 | 11663~13651 | 15601 | 1.8%減 |
機工士 | 11908~13240 | 14180 | 3.8%増 |
赤魔導士 | 11256~13059 | 14680 | 4.9%増 |
踊り子 | 11369~12718 | 14284 | 0.5%増 |
吟遊詩人 | 11213~12591 | 13795 | 1.0%増 |
召喚士の大幅強化が目立つバランス調整?
まとめてみるとこんな感じになってました。ここで目を引いてしまうのが召喚士でしょうか。
パッチ5.08から10%近くもDPS値が上昇しており、perf25~75(ここでは載せていないがperf10~99の値も)の範囲では全ジョブ中TOPの値になっていました。
パッチノートを見るとそこまで値が伸びてそうには思えませんでしたが、召喚士のペット関係のダメージ係数が調整されているようで、全体的に火力が底上げされています。
TOPの値ではさすがに黒魔導士や侍などのピュアDPSには若干劣ってしまいますが、それでも他の上位というかTOPに食い込んでいるというのは間違いなさそうです。
火力面だけでなくジョブの操作性もかなり改良されており、何気に蘇生魔法も使えてしまうこともあって、現状では非常に強力なジョブと言えるのではないでしょうか。
他に強化が目立つジョブといえば侍でしょうか、基本コンボの火力が若干下がったものの、死に技とも言われていた照破の仕様が見直されて、結果火力が向上しているようでした。
今回のパッチにてモンクが若干の弱体化を受けたことにもよりますが、現状では近接DPSの中で一番の火力を持つジョブと言えるようになりました。
火力の最大値だけを見てみれば今現在では侍がTOPに立っているらしく、ギミック処理の相性とかを考慮しても黒魔導士や召喚士と互角な火力性能を持つといっても良いのかもしれません。
他の火力が向上したジョブについて
他の火力が伸びたジョブとして目立つのが機工士と赤魔導士でしょうか。
機工士に関しては元々スキル回しにランダム要素が少なく、他のジョブに比べると上位陣と下位陣との差が小さく安定した火力を持っているので、今回の火力調整の恩恵が分かりやすく受けられたということみたいです。
赤魔導士については火力も向上しており、Proc関係の事も多少改善され順当な強化を受けてはいるのですが、同じ強化を受けたキャスタークラスの召喚士と比べるとその上昇率があまり足りていない感じがあります。(召喚士のおよそ半分くらいの上昇率)
上昇率の低い踊り子については基本技の火力が伸びたもののProc関係の仕様に変更が無いので、火力が他のPTメンバーや自分のProc運に左右されてしまうこともあり、あまり強化の恩恵を感じにくいジョブなのかもしれません。
ここでちょっと意外だったのが以前弱体化されてしまったと騒がれていた吟遊詩人についてですが、rDPS換算だと以前と比べて1.0%火力が向上していました。
おそらくですがこの詩人の火力調整については絶アレキサンダーの事が大きく関係していそうな気がします。
私個人に関しては絶レイド関係は全くの未経験であり詳しいことはわからないのでですが、途中のフェイズでHPが多い敵が2体出てくることもあり、そのような状態だと詩人のような強力なDotが入れられるジョブがレンジ枠の中だと火力面で大きく有利になってしまうから、詩人本体の火力が下げられたということが推測されます。
他ジョブの火力調整については?
他ジョブについて見ていくと侍以外の近接DPSと黒魔導士は若干火力が下がっている傾向にあるみたいです。
モンクについては無我関係の仕様変更によって開幕のスキル回しが変わった影響でしょうか。竜騎士に関しては最大値が下がっているものの他の数値の範囲では前パッチより若干火力が向上しているので、ちゃんと強化はされているようです。
忍者に関しては、火力の調整というよりは主に忍術関係の仕様変更によって操作性が向上したみたいですが、火力についてはほとんど変動はないみたいです。
黒魔導士については若干下がってしまってますが、これは他の全ジョブにも言えることなのですが、このパッチ5.11の時期でちょうど絶アレキサンダーが実装されたこともあり、あまり火力詰めをしているようなPTがいないという影響もあるのかもしれません。
なので火力関係でに大きな変更点がなかったジョブに関しては全体的に若干値が下がるというのは致しかたないことなのかもしれないです。
ヒーラーの火力バランスは?
DPSジョブの他にはヒーラー(占星術師)にも火力調整が入っていたみたいなのでそちらも見ていきたいと思います。
ジョブ | perf25~75のDPS値 | 最大値 | パッチ5.08からの変動 |
白魔導士 | 4837~6598 | 9351 | 2.5%減 |
占星術師 | 4539~6593 | 9420 | 9.6%増 |
学者 | 4605~6465 | 9009 | 3.4%減 |
ヒーラージョブについては占星術師に火力面で調整が入りましたが、結果を見ると以前では他2ジョブに劣っている傾向が見られたのですが、今回のパッチ5.1では占星術師が他2ジョブにほぼ横並びになるような立ち位置になりました。
最大値だけで見ると前回よりも召喚士と同様に10%近く向上しており、大きく強化されているようです。
ただヒーラーについてはおそらくDPS以上に火力詰めをやるPTが少ないせいなのか調整を受けなかった他2ジョブの火力が若干下がってしまっているのでちょっと情報の正確さに欠けるかもしれません。
ただそれでも火力面だけで見れば他2ジョブとほぼ並べるくらいまで火力が向上したことは間違いがなさそうで、ヒーラー3ジョブの火力バランスはタンクと同様にだいぶ上手く調整されているようです。
パッチ5.08と比較すれば火力格差が縮まったけれども?
今回のパッチ5.1にて各ジョブのDPS格差が縮まり、特にタンクヒーラーについては各ロールごとにほぼ横並び状態ではあるみたいなので、おそらくですがしばらくは火力関係のバランス調整はなさそうな感じがあります。
ただ、それでも召喚士&黒魔導士を除く遠隔組と近接組の火力格差はやはり依然としてあるみたいです。
個人的にはもっとレンジ組と赤魔導士の火力を伸ばしてもいいのではないかなとも思うのですが、現状そこまで悪いわけではなく、極討滅戦とか零式ではもう多くのプレイヤーが装備が揃い終えているということもあり、特にどのジョブでもクリアするのには支障がなく、絶レイド等の超高難易度コンテンツでは火力とはまた別の問題があるので、これ以上の調整は難しいのかなとも思います。
しかしながら以前の紅蓮時代の頃もパッチ4.55あたりの最後の方まで各ジョブのバランス調整が入っていたようでしたので、今後の漆黒編でもここからさらにバランス調整が入ってジョブ格差がなるべく小さくなってくれることを今後も期待したいです。
あと念の為ですが今回のこの載せた情報は絶アレキサンダー攻略中の人が多いということもあり、ちょっと時期が悪かったとも思うので、大雑把な参考程度にしておいてください。
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