以前の記事で幻想装備の交換で何から交換するのがベストかという記事から引き続きレベル70から装備できる詩学装備についての事を考察していきたいと思います。
このレベル70装備についてはメインジョブというよりはサブジョブのレベリングでお世話になる人が多いと思われます。
マーケットなどで買うことの出来るIL380や385装備よりも性能が高く、比較的貯める手段の多いトークンである詩学で交換できるので活用する人も多いと思います。
しかしながら、詩学は一度に2000個までしか貯めれないので、事前に貯めておいても一度に詩学装備をすべて交換できるわけではなくフルに揃えるのには手間が掛かってしまいます。
そんな詩学装備について今回もどの部位から交換するのがお得なのかを色々と調べてみました。
スカエウァ装備を揃えるのに必要な詩学の量は?
スカエウァ装備の各部位の必要な詩学の量は以下の様になります。
IL390装備部位 | 必要詩学 |
武器(ナイトは剣+盾) | 500(380+120) |
胴・脚 | 410 |
頭・手・足 | 245 |
腰・アクセサリー | 180 |
スカエウァ装備一式揃えるのに詩学が2955個も必要
詩学装備はFF14のパッチ5.08現在の幻想装備と比べたら交換に必要なトークンの量は控えめで少ない量で装備を揃えることが出来ますが、それでも一度に詩学は2000個までしか貯めることが出来ません。
このスカエウァ装備を一式揃えようとすると詩学が合計で2955個必要となり、さらに言えば詩学で交換できる装備は強化素材により各部位の装備を強化することが出来ます。
スカエウァRE装備一式の場合はなんと!4055個も必要になってしまう
一つの部位を強化するのに必要な詩学の量が100個であり全部位を強化しようとすると合計で1100個の詩学が必要となります。
強化済みのスカエウァREシリーズを一式揃えようとすると合計で4055個の詩学が必要で、またこれは片指を除いた数なのでもう片方の指に未強化のスカエウァリングを付けることを想定すると合計4235個の詩学が必要になります。
なので一つ一つの部位がそれほどトークンが必要でなくともすべて揃えようとしたら相当な量の詩学が必要になり結構な手間が掛かるので、一式揃えずに一部の部位だけを交換や強化して済ませるという人も多いかと思われます。
今回の記事ではそんな交換に手間が掛かってしまうスカエウァ装備をどの部位と交換するのがいいのかを前の記事同様に詩学1個当たりのステータスに換算してみて、どの部位のコストパフォーマンスが良さそうなのかを調べてみました。
詩学1個あたりのIL390スカエウァ装備のステータスは?
詩学一個あたりのスカエウァ装備のステータスをまとめてみました。なお今回はレベリング用ということを想定してサブステータスではなく防御力についてを表にまとめてみました。
また防御力については物理防御力と魔法防御力の2つに分かれていますが、タンク装備に関してはどちらも同じ値となっているので今回の調査ではすべてタンク装備を基準にしてまとめてみました。
アクセサリーにも一応防御力が1として設定されているようですが、今回はこの値は無視して0として表記することにしました。
IL390装備部位 | VIT | STR | 防御力 |
武器 (剣+盾) |
0.852 (0.8+1.02) |
0.762 (0.54+0.91) |
0.00 (0+0) |
胴・脚 | 0.97 | 0.86 | 2.90 |
頭・手・足 | 0.996 | 0.89 | 3.47 |
腰 | 1.017 | 0.906 | 4.09 |
アクセサリー | 1.017 | 0.906 | 0.00 |
前に載せた幻想装備の記事では頭・手・足の部位が一番幻想のコストパフォーマンスが良いということでしたが、詩学装備の場合はなんと腰装備が一番コストパフォーマンスが良く防御力も確保できるというのが分かりました。
VITやSTRだけに限定すればアクセサリーも腰装備と同じ性能なので、こちらもなかなか侮れません。
後はナイトに限定すれば、実は盾が必要な詩学に対して一番パラメーターが高く、こちらはブロック性能も向上するのでレベリング目的のナイトであれば盾を優先して取るというのがいいのかもしれません。
武器については防御力には関係なく詩学のコストパフォーマンスが一番悪いことに鳴っていますが、自キャラの攻撃力に大きく関係する装備になるので別に交換の優先順位が一番低くなるという訳ではないです。
幻想装備と同じく、向上するステータス量が大きいので、胴や脚装備はイメージ的には一番コストパフォーマンスが良さそうな感じがありましたが、実際には詩学1個当たりのステータス量があまり高いわけではないです。
続いて強化素材により強化したスカエウァREシリーズの詩学1個当たりのステータスを見ていきたいと思います。
IL400スカエウァRE装備のステータスは?
詩学1個当たりのIL400スカエウァREシリーズのステータスをまとめてみました。
ナイトの剣と盾の計算が少し特殊でこの2つの装備は強化薬1個で2つ強化することが出来るので剣は詩学70個、盾は30個で強化することが出来るということを想定してみて計算しました。
IL400装備部位 | VIT | STR | 防御力 |
武器 (剣+盾) |
0.752 (0.716+0.86) |
0.665 (0.63+0.76) |
0.00 (0+0) |
胴・脚 | 0.82 | 0.73 | 2.38 |
頭・手・足 | 0.75 | 0.66 | 2.52 |
腰 | 0.69 | 0.61 | 2.69 |
アクセサリー | 0.69 | 0.61 | 0.00 |
IL400のスカエウァREシリーズの場合だと、詩学一個当たりのステータス量の順位が逆転するような結果になっています。
防御力に関してはIL390の時よりもその差が大きく縮まっています。ナイト限定ですが盾については強化後も詩学1個当たりの性能が一番高いです。
当然といえば当然なのですが、強化した際のパラメーターの上昇率が武器や胴・脚部位の方が大きくなるので強化素材については武器や胴・脚部位から優先して強化していった方がいいでしょう。
逆にアクセサリー類等の詩学コストの小さい部位は強化は後回しにした方がいいような感じがあります。
DPS・ヒーラーの場合も大体同じ結果に
DPS・ヒーラーについても一応調べてみましたが、数値の大きさに違いがあれど詩学1個当たりのステータス量はタンク装備とほぼ同じ結果になっていました。
詩学のコストパフォーマンスで考えた場合、Lv70~の詩学装備交換での優先順位は?
詩学のコストパフォーマンスで考えるとIL390のスカエウァ装備の場合、防御力の事も考えて腰>頭・手・足>胴・脚>アクセサリー>武器、といった感じの順番になりますが、武器に関しては攻撃力、回復力に大きくかかわるため、DPS・ヒーラーの場合だと武器を一番優先して取った方がいいと思います。
タンクの場合でも火力が欲しいと思うのであればやはり優先して武器を交換したいところではあります。
IL390装備を全部位揃えて続いて各部位を強化していきたいと思った場合はDPS・ヒーラーであれば武器、タンクであれば防御力の事も考え胴・脚を優先して強化して続いて頭・手・足という順番で強化していくのが良いと思われます。
ただし、最終的にIL400のスカエウァREシリーズを揃えようとすると、アクセサリー部位についてはコストパフォーマンスが悪くなってしまうので、個人的にはアクセサリー部位を最初に除き、左の部位から交換・強化していき、最後にアクセサリーと交換するという流れが良さそうな感じがあります。
自分のプレイ事情をよく考えて交換を!
本来であればなるべく全部位を交換して揃えて、すべて強化してIL400に固めるのがベストですが、初めの方でも書いた通りすべて揃えようとすると詩学が4055個も必要になりなかなか大変な作業になってしまいます。
ちなみにスカエウァとスカエウァRE装備についてですが、現状だとレベリング目的で装備交換する人がほとんどだと思われます。
IL390のスカエウァ装備であれば、レベル71・73のIDまで、IL400のスカエウァRE装備であればレベル73・75のIDまでであれば装備の性能に不足はないと思われますが、それ以降のレベルであれば性能不足になっていくので、CF等を利用するのであれば無用なトラブルを避けるために装備更新をすることをおすすめしたいです。
なので詩学のコストパフォーマンス云々というよりかは、自分がどこまでのレベル帯をその装備で進めていく予定なのか、何を利用してレベリングしていくのかで判断したほうがいいのではないかと思います。
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