PS5用を購入後、急遽それに合わせて新しいモニター購入したいと思い、色々情報を検索して自分の望んだ条件に見合うモニターを見つけることができ早速これも注文しました。
そのモニターというのが「G2490VX/11」というもので、安価で検討していたのですが、購入しました。
安価でかつ120Hz(144hz)対応しているというコストパフォーマンスに優れた良さげなモニターであったので、今回レビュー記事と言えるほどのものではないですが、簡単に紹介していけたらと思います。
「G2490VX/11」のカタログスペック等について
PS5に接続するときに関係してそうなカタログスペック等をまとめてみました。詳細などについては公式サイトや価格.comでまとめられているので参考に。
- メーカー:AOC
- 型番:G2490VX/11
- 画面サイズ:23.8インチ
- 解像度:1920 x 1080
- パネル種類:VA
- モニター形状:平面型
- 応答速度:1ms(MPRT)
- コントラスト比:(1:3500)
- 入力端子:HDMI1.4×1・DisplayPortx1
- スピーカー機能:無し
- ヘッドフォン端子:有り
- スタンド機能:上下向き調節のみ可
- 本体寸法(スタンド付き):411(H)×541.2(W)×199.6(D)mm
- 本体重量(スタンド付き):3.54 kg
- 購入時の価格:Amazonにて21973円(税込)で購入
AOCは台湾のメーカーであり、2019年と2020年には、ゲーミングモニターで世界シェア1位にランクインしています。液晶モニターの事情に関してはあまり詳しくないのですが、特に目立った悪評も聞かないので優良なメーカーということなのだと思われます。
AOCが2020年の世界ゲーミング液晶ディスプレイ市場で世界シェア1位を獲得
「G2490VX/11」はそのメーカーから発売した、23.8インチ,リフレッシュレート144Hz, 応答時間1msecのVA液晶ゲーミングモニターです。
筆者の私が色彩などの情報に全く詳しくないので、上記のカタログスペックには記載はしませんでしたが、色域sRGB 126%, NTSC87%、色精度Delta E < 2などと公表されているために色彩表現も豊かであるということなのだと思います。
実際にPS5でゲームを動かしてみたところ、以前使用していたPS4用のTNパネルモニターより色表現が鮮やかになっているように感じられました。
リフレッシュレートも144hzに対応して(PS5では120Hz対応モニターとして認証されていた)応答速度も1msと他の一般的なゲーミングモニターと同等のスペックを持ち、実際に動かしてみても残像感みたいなものは見られず綺麗に動作してました。
購入した時の価格はAmazonにて21973円(税込)で、144hz対応のモニターとしては最安クラスのモニターになっていてコストパフォーマンスにも優れていそうです。(1/28現在だとAmazonにて20182円と結構な値下がりをしてました。)
外観と付属品などについて
実際にモニターを箱から出し組み立てなどをしていきました。
Amazonから届いた外箱はこんな感じで、当たり前のことですが箱にも中身にも特に傷なども無く綺麗に包装されてました。
付属品はケーブル類だと電源ケーブル・HDMIケーブル・DPケーブルがあり下の画像にはありませんが、モニターのヘッドホン端子用のAudio ケーブルも1つありました。
今回PS5のみに接続する予定だったので、電源ケーブル以外は使いませんでしたが、PC等に接続する場合はモニターの方でケーブルが揃っているので用意する必要は無さそうでした。HDMIだけでなくDPケーブルも付属されてるのは親切な感じがあります。
スタンドは2パーツの簡素な物で良くも悪くも組み立てが簡単でした。モニター背面に取り付けるだけのもので、モニターの向きを上下のみ最低限の調節ができるだけで、他の左右や高さ調節などは出来ないことは注意かもしれません。
あと取り忘れましたが、取扱説明書やCDマニュアル等もありました。
それでモニター本体とスタンドを組み合わせて机に置いてみると下記の画像のような感じになってます。外観としては特にコメントすることも無く普通のモニターという感じでした。
モニターの電源については背面に電源と操作を兼ねたレバーがあるので、そこで操作して電源のONOFFや画面の色等を設定する形になってました。
注意点、HDRには非対応なことなど
このモニターをPS5に接続し、そこで気が付いた注意点としては次の2つが挙げられるかなと思いました。
- HDRには非対応(PS5側でもHDRモニターとして認証しない)
- 付属のスタンドではモニターの向きを上下のみの最低限しか調節できない
モニターの向きを上下のみの最低限しか調節できないことは、冒頭のスペックや途中でも軽く触れましたが、この付属されたスタンドには最低限の機能しかないので、向きや高さなどを細かく調節したい人には注意かなと思いました。
HDRに非対応なことについては、一応このモニター「G2490VX/11」には公式サイトにもHDRモードが搭載されているなどと記載もされて実際にそのようなモードに切り替えて映像を映せるようになってます。
しかし、これは正式なHDR10やDisplayHDR等に対応しているわけでは無く、このメーカー独自の色質改善技術というようなもので、実際にPS5側ではHDRモニターとして認証できませんでした。
ただ、この搭載されているHDRモードで映像を映すと黒色白色が十分綺麗に表現されるようにはなるので、実際にあるHDR400・600・1000のようなモニターに近い状態には出来ているのだと思われます。
とは言っても、公認されている正式なHDRでは無いし、HDRモニターとしても認証されないので、そこは勘違いしないで、HDRモード機能はおまけ程度に捉えるのが良いと思います。
PS5での使用感などについて
手元にこのモニターの機能を活用できそうなゲーム「Call of Duty: Vanguard」や「Call of Duty: Warzone」があったのでそれで色々と試しに遊んでみました。
私の環境だと、PS4版からPS5版にアップグレードされたということもあって、あまり参考になるような情報にはならないかもしれませんが、やっぱりモニターがVAパネルのものに変わったということもあって色彩が綺麗になってます。
あと120FPSで動かせるようにもなり、特に残像感などの違和感等も見られず、以前よりかなり快適にゲームを動かせることができました。
上記3枚の画像はゲーム画面をスマートフォンで直撮りしてみたもので、元より画質が悪くなってしまってますがそれでも、初期設定のデフォルト状態だと全体的にやや白みがある画像であるのに対して、2枚目のFPSモードや3枚目のHDRモード(HDRゲーム)では光源や影などの表現が綺麗に変化しているのが分かると思います。(実機の映像は上記の画像より綺麗です。撮影が下手で申し訳ないです)
色彩が豊かになったことでゲーム中の視認性も以前より上がっているというようなことが伝わればと思います。
あと超どうでもよい自慢になりますが、このモニターを使って「Call of Duty: Warzone」をやってみたところ割とあっさり1位を取ることができました。
それはこのモニターだからというより、120Hz対応のモニターを使ったからというような意味合いが強くなりますが、やっぱり対人FPSで60と120FPSでは快適性がかなり違うので、なるべく高いフレームレートの状態で遊んでおいた方がお得なんじゃないかなと思います。
まあとにかく、安い割に120FPSに対応し画質もそれなりに綺麗だと思われるし、個人的にはこのモニターでかなり良い買い物ができたんじゃないかと思ってます。
もちろんこれより高機能高画質な上位グレードのモニターは様々あると思いますが、PS5に接続することが目的で、120FPS対応の性能よりコストパフォーマンスを求めているような人にとっては、このモニターはおすすめ出来ると思います。
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