FF14のパッチ6.1が実装されましたが、ここからさらにパッチ6.11では新しい絶コンテンツが実装される予定です。
その絶竜詩戦争が実装前のパッチ6.1の時点で、各ジョブDPS値がどのようになっているのかを軽く調べてみました。
パッチ6.1実装から約2週間経った情報ですが、直前に絶コンテンツが控えてたり、プレイヤー全体でパンデモニウム零式での活動があまり活発でなかったりする可能性もあり、そういった事情を加味して参考にしてみてください。
今回の記事についても、FFlogsの情報を参考にしています。何か備忘録的な情報としてこの記事を利用してもらえればと思います。
rDPS・aDPS・nDPSの違いなどについて
FF14でパッチ6.0の時期から、FFLogsで表示されるDPSの項目に新たに「nDPS」が追加されています。
各項目の違いについてはEorzean様の記事にて分かりやすく説明されている記事があるのでそちらを参考にするのが良いと思います。
FFLogs 「nDPS」の追加:rDPS/nDPS/aDPSとは
- rDPS=DPS – 被シナジー + 与シナジー
- aDPS=DPS – 被単体シナジー
- nDPS=DPS – 被シナジー
このブログで今回もというか過去の記事でもそうですが、PTへのダメージ貢献度を見るときに3つの数値の中では参考にしやすい指標、ということでrDPS値を参考にしています。
2022/4/26時点のパンデモニウム辺獄編全層平均でのDPSジョブの数値
今回の記事では2022/4/26までのFFLogsで集計された数値を参考にしてます。数値については零式辺獄編全層平均rDPS値の情報を参考にしました。
全層の平均ということで、特にコンテンツやジョブとの相性だとかそういうったことは抜きにして、大まかな指標としていったん見て貰えればと思います。
初めにDPS全11ジョブの情報を簡単にまとめてみました。
ジョブ | perf25~75のrDPS値 | perf25の順位 | perf75の順位 |
忍者 | 7651~8611 | 1 | 1 |
モンク | 7641~8534 | 2 | 2 |
竜騎士 | 7531~8480 | 3 | 3 |
黒魔導士 | 7419~8472 | 6 | 4 |
侍 | 7528~8426 | 4 | 5 |
リーパー | 7514~8376 | 5 | 6 |
召喚士 | 7316~8125 | 7 | 7 |
赤魔導士 | 7153~8072 | 9 | 8 |
吟遊詩人 | 7100~7948 | 10 | 9 |
機工士 | 7163~7945 | 8 | 10 |
踊り子 | 6992~7854 | 11 | 11 |
DPSジョブについては、大きな調整や変更が加わったのが、忍者・侍・機工士の3ジョブになります。
近接職について目立つのは、忍者の数値が伸びてTOPの位置についていることと、侍についてはあまり6.08の頃から、その立ち位置があまり変わっていないということでしょうか。
数値だけみても、忍者については元々トップクラスだったモンクを少し上回る程度なのに対して、侍については火力関係の調整が無かったリーパーとの差が縮まるような形となっていて、このあたりのバランス調整は正直あまり上手くいってないんじゃないかと思います。
キャスター職については、黒魔導士と赤魔導士については特に調整らしいものはありませんでしたが、召喚士についてはシアリングライトやルビー系統のアクションが調整されたことが良い方向に転じて数値が少し向上する結果となったようです。
レンジ職の火力については機工士に上方修正が入った影響か、以前より数値が伸びて他ジョブとの差が縮まっているようです。
ただ強化幅が少々足りていないせいか上位層のところを見ると、他レンジ職との差がまだ目立ってしまってます。
6.08の頃よりは各ジョブ間の差が小さくなっているような気がしますが、今回調整らしいものが無かったリーパーは少し低い位置にいることはそのままで、侍については調整が不十分な感じがありました。
PLL情報からパッチ6.2でもまたバランス調整がされていくとのことなので、そこに期待したいです。
パッチ6.11にて追加のジョブ調整が入る
パッチ6.11に伴い追加のジョブ調整が入ったようです。
火力に直接関係のある調整が入ったジョブはガンブレイカー・侍・機工士の3ジョブで、パッチ6.1で少し不足だったことが理由なのかどうかも不明ですが、急遽この調整が加わっていたようです。
タンクジョブのDPS値について
DPS職に引き続きダンク職のDPS値についてもまとめてみました。
ジョブ | perf25~75のrDPS値 | perf25の順位 | perf75の順位 |
暗黒騎士 | 5010~5580 | 1 | 1 |
ガンブレイカー | 4871~5501 | 2 | 2 |
戦士 | 4858~5369 | 3 | 3 |
ナイト | 4734~5355 | 4 | 4 |
タンク職については6.1で火力に直接関係する調整が入らなかったので、6.08頃より変化と呼べるようなものは見られず、各ジョブの火力差も特に変わってはいないようです。
ナイトのアクションに回復効果が付けられたりコンボが中断されなくなる、暗黒騎士の無敵技の仕様が変更されたりと様々な修正変更があったりしましたが、それでも特に変わらずという感じです。
ヒーラージョブのDPS値について
DPS・タンクに引き続き6.1のヒーラー職についてもまとめてます。
ジョブ | perf25~75のrDPS値 | perf25での順位 | perf75での順位 |
賢者 | 3833~4724 | 1 | 1 |
白魔導士 | 3807~4690 | 2 | 2 |
学者 | 3728~4681 | 3 | 3 |
占星術師 | 3573~4511 | 4 | 4 |
ヒーラー職についてパッチ6.1で白魔導士に多めの調整が入り、ハート・オブ・ミゼリの単体威力が上昇し、ヒーリングリリーが1.5倍の速度で貯まるようになるなどの影響がしっかり出て、数値が伸びているようです。
DPSの数値に限れば以前より、その差が縮まっておりバランスが取れていると言えるかもしれません。
今回調整らしい調整が無かった占星術師についてはパッチ6.2で大きな調整が入るとのことらしいです。
perf99での各ジョブDPSランキングについて
記事の最後に各ジョブperf99でのrDPS値をまとめてみました。
記事の冒頭にもありますが、パッチ6.1実装から約2週間経った情報ですが、直前に絶コンテンツが控えてたり、プレイヤー全体でパンデモニウム零式での活動があまり活発でなかったりする可能性もあり、そういった事情を加味して参考にしてみてください。
ジョブ | perf99のrDPS値 | 全ジョブ内での順位 |
忍者 | 9236 | 1 |
モンク | 9188 | 2 |
竜騎士 | 9148 | 3 |
黒魔導士 | 9126 | 4 |
侍 | 8965 | 5 |
リーパー | 8956 | 6 |
赤魔導士 | 8678 | 7 |
召喚士 | 8666 | 8 |
吟遊詩人 | 8608 | 9 |
踊り子 | 8563 | 10 |
機工士 | 8351 | 11 |
暗黒騎士 | 5944 | 12 |
ガンブレイカー | 5869 | 13 |
ナイト | 5701 | 14 |
戦士 | 5668 | 15 |
学者 | 5448 | 16 |
賢者 | 5321 | 17 |
白魔導士 | 5309 | 18 |
占星術師 | 5288 | 19 |
perf99の層ではperf25~75の層とはまた違った傾向が見られています。Perf99のところを見ても、前回の6.08より全体的な数値差は縮まっているようです。
しかし、記事の始めの方で触れたように、侍・リーパーについては以前より悪くなったように見えてしまっていて、個人的に気になる部分です。
パッチ6.2でどの程度の調整が入るのかどうか分かりませんが、上手いこと各ジョブ間のバランスが調整されることに期待です。
パンデモニウム零式:辺獄編1層のTOP50チームのジョブ採用率について
2022/4/26までに計測された、零式:辺獄編1層のクリアタイムTOP50チームのジョブの採用率について、これも各ジョブ間の火力について参考になる指標になりそうだったので、載せてみてます。
- 暗黒騎士:50%
- ガンブレイカー:37%
- 戦士:8.0%
- ナイト:5.0%
- 学者:39.0%
- 占星術師:25.0%
- 白魔導士:20.0%
- 賢者:16.0%
- 忍者:32.3%
- 竜騎士:27.3%
- モンク:22.2%
- リーパー:11.1%
- 侍:7.1%
- 吟遊詩人:66.0%
- 踊り子:32.0%
- 機工士:2.0%
- 赤魔導士:39.2%
- 黒魔導士:39.2%
- 召喚士:21.6%
コンテンツごとに相性やPT構成の問題などはあると思いますが、一応は戦闘開始から最後まで攻撃し続けられる、零式:辺獄編1層の情報で参考にしやすいと思います。
大きな変更・調整が入ったにもかかわらず近接DPSでは侍の採用率が一番低かったり、機工士については6.0の頃より少しだけ良くなったようですが、それでも極端に低いままだったりと、火力バランスについてここから読み取れるものもあると思います。
コメント
占とかそうですがほぼ調整がなかった職は6.0を見た方がいいですよ。
6.1の統計では白が詰まっているように見えますが、まだperf99では400くらいの差が存在します
要はTAしたり色塗りする方々にとっては、6.1でのスコアなど何の意味を持たないことを知っているので
6.0のスコアは全力を出しても6.1はやってない、あるいはやっていても全力本気ではないということです
絶も控えていますしね、もはや消化や色塗りするシーズンではないということでしょう
誤った情報を流布されるのもどうかと思ったので、通りすがりながら失礼しました。
コメントありがとうございます。
付け焼刃程度に程度になり、あまり意味がないですが、ちょっと記事に追記しておきました。
コメントにもある通り、今回の記事については特に情報を載せた時期が良くなかったとも思います。
今後の記事製作の参考にもなりましたし、ご指摘の方もありがとうございました。