PS4版ライザのアトリエの簡単な感想など

PS4

実は大体1週間くらい前に私はPS4版のライザのアトリエというゲームを遊んでいました。

私の場合このアトリエシリーズに関しては結構遊んでいて、PS2以前のシリーズはいくつかの作遺品を遊んでいた程度なのですが、PS3になってからは大体の作品はシリーズが発売するごとに遊んでいるような感じです。

このアトリエ作品についてはアイテム調合の中毒性があるみたいなことで有名?ですが、今作に限っても中毒性が適度にあり面白かったので、このゲームについての簡単な感想を記事にしていきたいと思います。

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面白かったところ良かったところは?

ライザのアトリエを遊んでみて面白かったところ良かったと個人的に思ったことを挙げていくと次のようなものがありました。

  • メインストーリーは丁寧に描写されていることもあり面白く楽しめた
  • 戦闘システムが一新されてとてもテンポよくスピード感のあるものになっていたこと
  • 調合システムも新しくなったが、相変わらず面白く中毒性があった
  • 中盤以降、アイテムを再強化や複製出来るようになりどんどんゲームシステムが快適に
  • 自分の拠点(アトリエ)の外装や内装の模様替えができる
  • 序盤の地点でフィールドやダンジョンからすぐに拠点や町にファストトラベルが可能に
  • ローディング時間も短く、処理落ちエラー落ちなども全くなく最後まで安定して遊べた

メインストーリーについて

メインストーリーについては今までのアトリエシリーズとは趣旨が異なり、今までのシリーズでは錬金術士や調合、その日常をテーマにしているような感じでしたが、今作に関しては仲の良い少年少女のひと夏の冒険というようなノリでお話が進んでいきます。

錬金術についてそれほど深く掘り下げられるという訳ではなくどちらかといえば、キャラクターの心情だったり舞台となるクーケン島に強くスポットが当てられます。

主人公のライザが錬金術と出会い、島の問題を仲間と一緒に解決する、そして今まで周囲に疎まれていた状態から村人の信頼を勝ち得たり、島を冒険するうちにある重大な秘密に気が付いてしまいその解決のために奮闘するなど王道でベタな感じではありますが、古き良きジュブナイル小説みたいな感じでお話が進んでいくようなこともあり、面白く楽しむことが出来ました。

世界観についてもそこまで壮大な感じになり過ぎず、舞台にあった程よい塩梅で小さくまとまってていて、キャラクターも大きく性格が変わることなく、冒険を通じてほどほどに成長を遂げるところもいい感じのバランスだとも思いました。

キャラクターについても一見一癖二癖あるものの、根っこの部分は素直であるので最初から最後までキャラクターのやり取りが温かく、ゲームをクリアした後はなんだかしんみりしてしまいました。

バトルや調合のシステムなどのこと

ライザのアトリエからバトルシステムが一新され、これまでターン制のコマンド入力式バトルだったのが、リアルタイムでコマンドを選択していく物(FFシリーズのATBみたいなもの)に大きく変わりました。

初めは意外とゲームスピートが早かったり操作に慣れていないこともあり戸惑ってしまったことも事実ですが、慣れてくるとスキルやらアイテムやらをガンガン使っていけることもありなかなか楽しめました。

続いてこのシリーズの目玉ともいえる要素である調合についてですが、今作のこのシステムも一新され、シンプルで理解しやすいものになりました。

アイテムごとに設定されたマテリアル環に素材を投入していきアイテムを完成させていくというものです。その環ごとに適切なアイテムを入れていくとその環ごとに秘められた効果が発現し、さらに質の良かったり効果の強いアイテムとなっていくという訳です。

それだけのシンプルなものではあるのですが、この投入できる回数に限りがあり、一度の調合で数多くある全ての環を開放するというのが困難であるために、何を投入しなければならないのかを選択していかないといけなくなります。

このあたりのことがなかなか奥深く、同じアイテムでも人によってその効果が千差万別となることとなります。

さらにストーリーを進めていくと、アイテムを再強化や複製が出来るようになり、また自身の錬金術レベルが上がるとより多くの回数素材を投入していけるようにもなるので、最初はあまり質のよくなかった下級のアイテムでも最上位のアイテムに引けを取らないようなものにまで強化出来たりもするので、そういったことをあれこれ試していくとあっという間に時間が過ぎてしまいます。

そういう感じのなかなか深みに嵌りやすいゲームシステムとなっているので人によってはストーリーそっちのけで永遠とアイテム調合をやってしまう人も珍しくないんじゃないかと思います。

ちなみに私の場合だとこのアイテム調合にゲームプレイの6割ぐらいを割いていたような感覚があります。

ファストトラベルが使いやすくロード時間も短く快適

ライザのアトリエについてはこれまでのシリーズとは異なりこのファストトラベルがとても使いやすくなっていました。

ゲームの序盤まで進めると、マップのどこにいてもメニュー画面を開いて移動先を選択するだけで簡単にファストトラベルが出来てしまいます。

ダンジョン内にいても、メニューを開くだけですぐ移動でき、逆に拠点(アトリエ)からダンジョン内の中層などにもすぐにアクセスできます。

フィールド等で素材を取り過ぎてカゴの中身がいっぱいになってもすぐアトリエに戻り、中身を空にして探索再開というようなことがほとんど時間を掛けずにできます。

またロード時間も短いということもあり、移動関係の事に関しては序盤の内からストレスフリーで遊ぶことができました。

エラーによる強制終了は一度も起こらなかった

少し話が変わりますが、アトリエシリーズは頻度が少ないもののエラーによるゲームの強制終了が起こってしまうことがあったのですが、今作に限っては私自身ライザのアトリエのプラチナトロフィーを獲得するまで一度もそのようなエラーが起こりませんでした。

なのでゲーム自体もかなり安定しているのかなとも思いました。

ただし、このライザのアトリエに関しては今どきのゲームでは珍しくオートセーブには非対応なので、ゲームデータのセーブ忘れみたいなことには注意したいです。

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個人的に気になった所残念だったことについて

私個人が気になったことを挙げていくと以下の様なことがありました。

  • キャラクター個別のイベントが少ない
  • 今どきのゲームにしてはグラフィックが少々物足りない
  • マルチエンディングではなくエンドの種類は1つだけ
  • クリア後のやり込み要素が現在は少ない

今作のライザのアトリエに限って言えばキャラクター個別のイベントが少ない感じがありました。

メインキャラクターの事に関してもそうなのですが、一番気になったのがレントの父親関係のイベントで、この親子の問題がゲームの序盤でイベントがあり、その後ゲームが進展するにつれて何か解決するのかと思いきや、中盤以降父親の出番が全くなく、気が付いたらもう問題が解決していて最後の最後でちょこっと出てくるだけという始末でした。

この他にもなぜか最初何かしらのイベントがあったにもかかわらず、その後音沙汰無しみたいなと事が多々あり、その辺のことが気にかかってしまいました。

ちなみにいうと主人公のライザの両親もゲーム中に出てくるのですが、そのイベントについてもかなりあっさりしていて拍子抜けしてしまいました。

結構不自然な個所があったので、なにやらゲーム制作の都合上やむを得ず削除されてしまったシーンがあるのかなとも勘ぐってしまいました。

グラフィックに関しての事だと、最近の3Dゲームではやや物足りないかなと感じてしまいます。グラフィックもそうなのですが、キャラクターのモーションに関しても少々ぎこちないところが多々あります。

ただ背景については結構綺麗に描写されているみたいでした。彩り豊かなスポットも多く結構フィールドを探索してると思わず感心してしまうこともありました。

クリア後の追加要素が現在はかなり少なめ

アトリエシリーズというのはシリーズの大半が複数のエンディングが用意されているマルチエンド制を採用しているものですが、今作はどうやらエンディングは1種類のみようでした。

別のそのエンディングについては不満などは全くなく、個人的に好きな終わり方でもあったのですが、今まで複数のエンドがあったので今作は一種類のみというのはちょっと物足りなさがありました。

最後にある意味で一番残念だったのが、クリア後のやり込み要素が少ないということで、クリア後には新たに2種の難易度が設定できるようになります。

その他には装備を引き継いで強くてニューゲームが出来るようになるのと、新しいボスが出現するサブクエストが1つ追加されるというものがあり、またそれとは別にとある条件を満たすと隠しボスと戦えるようになるというくらいです。

この隠しボスに関しては難易度ノーマルでそこそこの準備をしていけば特に苦戦するような強さのボスではないので(難易度カリスマでも装備を揃えれば余裕に)初見でもかなりあっさり倒せてしまいます。

アトリエシリーズは他にも調合等やり込める要素はあるのですが、このバトル関係のやり込み要素の少なさは個人的に残念な感じがありました。

しかしながら、今後DLC等で様々なコンテンツが追加されるとのことで、クリア後のやり込み要素の問題などは解消されていくのかなとも思いました。

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残念だった部分もあったが、かなり熱中して遊ぶことが出来た

今回ライザのアトリエを遊んだ感想についてですが、総評するとクリア後のコンテンツが不足気味なところが残念であり、他にも細かい部分が気になったもののゲーム自体は面白く、最後まで熱中して遊ぶことが出来ました。

プレイ時間を確認したところ、ゲームクリアまでの時間は約41時間程度、プラチナトロフィー獲得までの時間が大体48時間ということになっていました。

私の場合、メインストーリーそっちのけでアイテム調合やらを色々と試した結果、結構クリアまで時間が掛かりました。ついでに言うとプラチナトロフィー獲得のために関係のないアイテム調合をやりまくっていた結果がこれなので、ストーリーだけを追いかけるような遊び方だともっとゲームクリアまでやプラチナ獲得までの時間は短くなると思われます。

何はともあれアトリエシリーズ特有の中毒性は健在でとても熱中して遊んでいました。

今後はレベルキャップ上限の開放とか新たな採取地の追加等色々なコンテンツが追加される予定とのことなのでまた機会を見てこのライザのアトリエを遊んでいこうと思います。

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