先日「Doki Doki Literature Club Plus!」というゲームを購入し、一通りコンプリートできたのでその感想などを。
オリジナル版が4年前ということもあり、あまり気にする必要は無いかもしれませんが、一応ネタバレが致命的なゲームなので、あまり物語の核心には触れずに紹介出来たらと思います。
どんなゲームなのか?
このゲームについては様々なゲーム情報サイトで紹介されているので、詳しくはそちらを参考に。
Steamで1,000万DLを記録した『ドキドキ文芸部!』がPS4/PS5/Switchで『プラス』になって発売決定!
2017年に「ドキドキ文芸部!」(英名:DokiDoki Literature Club!)としてSteamなどで無料のフリーゲームとして販売されていたものに、様々な追加要素を加えたゲームとなってます。
このゲームのジャンルは「サイコロジカルホラービジュアルノベル」とのこと。なんか聞きなれない単語ですが、まあアレですね、ホラー要素のある文章を読んでいくタイプのゲームということです。
ゲームを初回起動時などにも注意書きが表示されるほどなので、なかなか刺激が強いということなんだと思います。
現在Steamの方ではオリジナル版とこちらのplusバージョンが販売されている模様です。ちなみにオリジナルの方は現在でも無料で遊ぶことが可能です。
Steamだけでなく Switch/PS4/PS5 でも10月7日にアジア版(パッケージ版とダウンロード版)が発売予定とのことらしいです。
現在発売されている、Steam版と北米のSwitch/PS4/PS5では日本語の翻訳が残念なことに少々不安定な部分が合ったりしますが、このアジア版では公式から正式な監修が入ったものに差し替えられるとのことなので、そこに不安要素を感じる人はアジア版の発売まで待っても良いのかもしれません。
実際遊んでみた感想など
それで実際遊んでみた感想としては、ネタバレしないようにすると色々な意味でドキドキしたゲームとしか言いようが無いです。(ネタバレ有りとしてもこのゲームの面白さを上手く伝えられる自信とかは無いですが。)
ただ、勘違いされないように言うと普通に面白く、元々が無料のフリーゲームとは思えない出来栄えで、いい意味で驚かされました。
絵についても綺麗に描かれていて、立ち絵やSD絵なども色々なパターンが用意されているようで、かわいいキャラクター達が生き生きと表現されてます。
一応気になることとして、立ち絵の等身がアンバランスな部分があったり、一部背景絵がおかしな個所があったりしますが、そこはご愛敬ということでしょうか。
あとこのゲーム海外開発の海外産ゲームでありますが、開発陣の方々が日本のこの手のゲームジャンルについて造詣が深いのか、何かとそのお約束みたいな要素が所々あったりします。
そんなこともあってか、割と違和感なく学園恋愛ものっぽく話を読み進めることができました。
正直な話、このゲームのシナリオを描いた人が日本人で日本産ゲームと言われたら疑いなく信じてしまうほどにはかなり自然な感じで、これも驚かされました。
ただ、それだけに日本語翻訳が少々不安定だったことが残念でした。キャラクターの口調がその状況に合ってなかったり、文章に機械翻訳のような個所があったりしてました。
幸いにも没入感を削がれるほどではなく、基本的には地の文章もキャラクターのセリフもちゃんとした日本語として訳されてはいたので、そこまでは気になりませんでしたが、ストーリー・シナリオ部分が肝となるゲームであるので、そこは不備のない状態で遊びたかったかなと思いました。
後で調べて見たのですが、この「Doki Doki Literature Club Plus!」については、10月発売のアジア版の方で開発公式が監修する日本語翻訳に差し替えられるそうなので、その発売まで待ってみても良かったかなと。(それまでに余計なネタバレ情報に触れてしまうリスクもありますが)
ボリュームについて
このゲームのボリュームについては、大体本編クリアまでに3時間程度、その後のサイドストーリー等の追加要素や実績解除などを全てコンプリートするのに5~6時間程度という感じでしょうか。
大体10時間前後で全ての要素をコンプリート出来るかなと思います。
低価格なゲームなだけあって、ボリュームはそれほどなく短時間でコンプリート出来てしまいますが、私の場合、幸いなことにこのゲームの内容をほとんど知らない初見の状態で遊べたということもあり、密度の高い物語にとても惹き込まれてました。
遊べた時間は短かったですが、色々な意味で強い刺激を味わえてとりあえず満足です。
ボリュームが少ないですが、逆にこの手の文章を読み進めていくゲームが苦手だという人も中だるみする前に読み応えのあるシーンが次々に展開されていくので、かえって楽しめるんじゃないかとも思ったり。
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