リメイク版月姫の感想(ネタバレ無し)

PS4

先日発売された「月姫 -A piece of blue glass moon-」のPS4版をトロフィーコンプリートでき、それでとても楽しめたということもあって、せっかくなのでゲームクリア感想として記事にしてみました。

公式サイトより、発売日から2週間の間(2021/9/8 23:59まで)までネタバレ厳禁のお通知がありましたので、この記事ではなるべくネタバレしない内容の感想記事にしてみようとも思います

公式サイトより、発売日から2週間以降もゲームのスクリーンショットや録画の等が制限(タイトル画面等も含むほぼ全区間禁止)されていて、プレイ動画・生放送等もほぼ禁止とのことなので、この記事ではなるべく抑えるようにしてます。

ただ、記事を書いた本人が気を付けているつもりでも完璧にネタバレを防げていないこともあり得るので、本当にネタバレが気になる方はこの記事を閲覧しないようブラウザバックなどの対応をお願いします。

一応ネタバレ有りの感想記事もあります、よろしければこちらから↑

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リメイク版月姫の概要等

「月姫 -A piece of blue glass moon-」は、TYPE-MOONによって2000年に発売された伝記ビジュアルノベル「月姫」のリメイク作です。ゲーム内容、あらすじ等の情報は公式Webサイトより確認してみてください。

ゲーム本編では原作では5篇あるうちの、アルクェイドシナリオ「月姫」とシエルシナリオ「夜の虹」の2篇が収録されてます。

ゲーム概要や原作からの変更点、ゲーム内容のボリューム等の情報についてはファミ通様の公式Webページで上手くまとめられているようです。

『月姫』リメイクがPS4&Switchで発売中。ゲーム概要やストーリー、新キャラ、出演声優、原作との違いなどの情報を一挙紹介

それで実際に遊んでみたところとしては、大体公式サイト・ゲームメディアの紹介の通りで、プレイ時間に関してもプレイ時間は40時間じっくりボイスを聴きこむと60時間(※プレイ時間は個人差がある)も楽しめるとのことですが、これも確かにおおよそその通りで、かなりのボリュームがありました。

流石にそこまでの時間は掛かりませんでしたが、この手のジャンルとしてはボリュームは十分で、シナリオが分割されていることを考えてもここで不満などは全然感じませんでした。

『月姫 -A piece of blue glass moon-』は、ファイルサイズがでかい。容量はPS4版もNintendo Switch版も20GB以上の大ボリューム

また、ちょっとした話題となっていたようですが、実際ゲームのインストール容量についてもこの手のジャンルとしてはかなり大きく、改めて確認してみるとPS4版では容量が36.07GBとなってました。

ゲーム容量が大きいことが本編のボリュームも保証できる、ということを伝えたいわけでは無いのですが、かなりの容量を喰ってしまうことは間違いないのでそこは意外と注意したほうがよいかなとは思います。

筆者のTYPE-MOON作品プレイ歴について(月姫原作は未プレイ)

ゲーム中の感想の前に、事前に筆者のTYPE-MOON作品のプレイ歴についてなのですが、実は「月姫」原作とそのアニメ版は未プレイ未視聴で、今回が一応初見のプレイになってます。(原作のネタバレ情報については何かの拍子に見聞きしてしまった記憶がありますが、ハッキリとした内容までは覚えておらず曖昧な状態)

ただ、他の関係作品については「Fate/stay night」「Fate/hollow ataraxia」「魔法使いの夜」「空の境界(小説版)」などがプレイ済みで「Fate/Grand Order」関係の物は未プレイだったりしていて、要は中途半端に関連作品を齧っているというような状態です。

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ゲームのシナリオや演出力について

それで肝心のゲームへの感想になりますが、現在ネタバレ厳禁ということで具体的なことは言えませんが、正直最初から全編通しでとても面白かったです。

シナリオ部分は今回の記事ではあまり触れないようしますが、まずこのゲームついて紹介したいというか大きな特徴と思われるところとして、ゲームの演出力がとてつもなくレベルが高いということでしょうか。公式サイトやPV等を見ただけでは伝わり辛いとは思うのですが、本当にすごいです、おそらくこのようなジャンルではトップレベル?

月姫のようなアクション・バトル要素があるものでは、表現に躍動感・臨場感というようなものが重要になりますが、実際それらを文章と一枚絵で表現する都合上かなり難しいと思います。

しかしながら、その問題をこのゲームでは払拭できてしまってます。

筆力のある文章表現に立ち絵やCGを上手く連動させ、適切なタイミングでズームイン・フェードアウトみたいな画面効果を加え・・・・・・みたいな工程が1つ1つのシーンに組み込まれてます。

もちろんアクションシーンのみならず日常の何気ない掛け合いだとか、猟奇的なシーンなど全編通してその演出力が贅沢に盛り込まれてます。本当にこの演出部分にどれだけの手間と予算を掛けたのだろうと思うくらいに。

このブログの拙い文章では余計に伝わってないと思われますが、あれだけの演出を全編息切れすることなく最後までやり遂げれてるのは本当にすごいと思えるし、自分がこの月姫リメイク版が初見というのもあるとは思いますが、全編中だるみなく熱中できたというのはそこが大きい要素だったんだと改めて思いました。

あとちょっとこれは自分が勘違いしていたというのもありますが、本作は「CERO:Z(18歳以上対象)ということで、結構文章表現が攻めていて割とダークな感じというか何というかホラー色の強い物語にもなってます。

非日常の緊張感をそのような刺激の強い表現が高めている感触はあったし、あと普通にホラーシーンや怖く、さらには一部バッドエンドは寒気がするようなものもあったり。

月姫リメイクの表編の時点で結構怖かったこともあって、次回の裏編ではよりダークな傾向がより強くなりそうではあるので、そこもまた期待できるかなと思いました。

キャラクターやCG・BGM等について

リメイク版月姫のキャラクターについては致命的なネタバレを漏らすかもしれないので、あまり深く語れませんが、少なくとも今回のメインヒロインである二人についてはとても魅力的だったとしか言えないです。

それとは別として、今作で新しく登場したキャラクターについては公式や他のメディアで紹介されている人物とは別に割と多くのキャラクターがまた登場してたりします。

あと各キャラクターの声優を担当されてる方々の演技もとても良好でかなり嵌ってるかなと思いました。ヒロインとおまけコーナーの某キャラクターと同じ配役というのも結構衝撃的で、演技が上手というかとても器用だなと素直に感心してしまいました。

最後にCG・BGMに関しても触れると1つ1つ丁寧に書き込まれているだけでなくその量に関しても凄いです。GGに関して元々の数量が多すぎて数える気が失せてしまいましたが、同じタイプのビジュアルノベルで言ったら2~3倍の量が用意されているんじゃないかなと思います。細かい差分も含めればそれ以上にもなってそうです。

BGMに関しては全部で95曲用意されていて、日常から非日常、猟奇的な場面など本当に豊富な種類の物が用意されてます。当然クオリティも高く各シーンの盛り上げに大貢献してます。

ここの絵やBGMに関しては文句が無い出来栄えで大満足でした。

システム関係について

月姫リメイク版に関してはサウンドノベル・ビジュアルノベルのような文章を読み進めていくだけで特筆するようなことも無いです。

バックログ・スキップ機能・フローチャート機能等、このジャンルで必要な機能は一通りそろっている感じです。巻き戻しや任意のところへシーンジャンプできる機能などもあり、PS4でも接続されていればマウス操作にも対応しているようです。

ただこのゲームの少ない難点として、スキップ速度が遅かったり、シーンジャンプ機能もフローチャートから現在の位置より後ろの方にしか戻れないことがあります。

モードパネル(画面上部に表示される機能)からシーンジャンプなどを利用することもできますが、これもあまり使い勝手が良くないです。

フローチャートから現在の位置より先には進めず後ろの方にしか戻れないというのは、進行フラグの関係上しょうがないかなと思いましたが、スキップが遅い所は個人的に少々気になりました

攻略が難しく何度も周回するようなゲームでは無いのですが、一部場面の切り替わりや章替わりのアイキャッチなどが飛ばせないのは、各エンディングの回収・フローチャートを埋める作業をするときにはどうしても気にかかるところにはなってしまいました。

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分作について

基本的なクオリティも高く内容のボリュームも十分でとても楽しめたというのは間違いなかったのですが、このゲーム最大の難点というかそれはプレイする前から既に分かっていたことではありますが、ですが、このゲーム 「月姫 -A piece of blue glass moon-」は原作にある5ルートの内2ルート分のシナリオしか遊べないということじゃないかなと思います。

本編2ルートがかなり面白かっただけに、当然残りの3ルートも遊んでみたいと思うのは当然の心理というかそういうことになるわけで、余計タチが悪いというか何というか。

月姫みたいな練りに練られた世界観・舞台設定の物語を本編2ルートだけで満足・納得させるのは到底無理な話でどうあがいても消化不良・強い未練が残るのはホントにホント当然のことだと思います。

しかもこのゲーム限った話ではないですが、続編・次回作の発売がいつなのかも未定というのもその問題に拍車をかけてるとも思いますし、もちろん実際本編を遊んでみるとこのクオリティで原作を1本のゲームソフトとして成立させるのは色んな意味で難しいという事情はあったとは思います。

ただそれでもせめて続編の開発状況をきちんと説明したり、発売できる目途が立ってから表編裏編を同時ではなくとも近日中に発売してほしかったかなと思います。

分作になってしまったことは非常に残念でしたが、実際このゲームを遊んでみて、2021年となった今でもしっかり技術力を生かした演出力のあるノベルゲームを開発できる地力があることを実感できたのは良い収穫だったなとも思えました。

結局のところ分割商法は良くないというかそこが最大の不満で言いたかったことになってしまってますが、そこに関してはホントどうしようも無いので、首を長くして続編の情報を待ちたいと思います。

9/9(木)以降にネタバレ防止が解禁されますが、なんかそのタイミングで続編情報も都合よく発表があったりとかしないのでしょうか?不自然に大きいゲーム容量もどこか気になるし、DLCですぐ追加実装できるとかそういう超都合の良いことがあればいいのですが、流石にそれは夢見すぎですかね?

このゲーム発売されてから初週での売り上げがPS4・Switch版合わせてどうやら約14万本らしく、ADVのジャンルとしてはかなりのヒットになってるので、このような結果が出ている以上はしっかり続編を出す予定はあると思います。

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2週目となってもPS4版は推定7939本、 Switch版はランキング圏外ですがそれでも4000~5000本くらいは売れてそうな感じはあるので、そうするとこの2週目の時点で15万本以上の売り上げになってそうです。

もちろんこの売り上げ推定情報についてはDL版を除いたものらしいので、それも含めたらかなり売れ行きが好調なんじゃないかと思います。

原画や背景のような基礎部分みたいなものはかなり前の時期から完成されていたらしいので、次回作の発売時期についてはそこまで時間が掛からなさそうだとは思うのですがどうでしょう?

とにかくあまり遅くならないように願いたいというか本当に次回月姫リメイクを期待してます!

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