バルダーズゲート3(Baldur’s Gate III)の高難易度を攻略するときにも役立ちそうな小ネタ小技など、特に序盤から使えそうなものを自分なりにまとめてみました。
一応は自信家難易度でも扱えそうな攻略ネタも紹介してみます。紹介しておいてあれですが、盗みスリ関係のことに関してはやり過ぎるとゲームバランスが崩壊するので注意です。
ボーナスアクション:浸すの活用(ロウソク設置点火→浸すなど)
本作でボーナスアクションに「浸す」というものがあったと思いますが、これは周囲にある環境(松明や燃えている床など)に武器を浸すことが出来ます。そうすることで武器に強化効果を付与することが出来ます。
例えば火が付いているオブジェクトに浸すと武器に火を付与することができて、それで武器攻撃した際に1d4の火属性ダメージが追加されます。(3ターン継続)
ここの追加ダメージについては小さな値ですが、序盤の低レベル帯ではこの差が意外と効いてきたりします。
また浸すについてはボーナスアクションを使用するので、序盤などはそのボーナスポイントを有効活用し辛いというのもあって、浸すにポイントを使うことが出来れば無駄が少なくなります。
あとこの浸すについては、近接や遠隔武器を左右の二刀流にした場合でも2つの武器に同時に付与されるので、軽量武器やハンドクロスボウ二刀流を使っていくときには意外と火力向上を狙えます。
燃えているオブジェクトについては周囲の環境だけでなく、ロウソクなどのアイテムを持ち歩くことで、戦闘中にアイテム欄から取り出し火をつけてそこに浸すというようなことも出来てしまいます。
インベントリから取り出す→床に置いて火を付けるというような一連の動作にはアクションポイントを全く消費しないので、リスクなどはなく利用できます。
操作が面倒な難点もありますが、序盤の火力向上や難所になりそうな場面で活用してみると良いかもしれません。
木箱を所持→積み重ねて設置(箱によじ登ることも可能)
本作ではアイテム類だけでなく、箱や樽,宝箱なども拾って所持品に入れることが可能です。
それでこの木箱についてはフィールド上に置いたり、積み重ねて足場にするというようなことも出来ます。
箱の位置を少しずらして重ねるとそこによじ登ることも可能で、探索の他に戦闘でも高所が取れない地形で無理やり有利状況を作れるということも出来てしまいます。(3個以上積み重ねることで大体の場面で有利状態になる)
他には暗闇などの妨害効果のあるものを受けてしまった場合でも、その場で箱を積み上げて登ることでデバフ効果から無理やり抜け出すということも可能です。
操作が面倒だったり木箱自体が重く、所持重量の問題もあるのであまりお手軽に試せませんが、戦闘中でも設置時にアクションポイントを消費しないのでリスク無く利用することができます。これも難所になりそうな場面で活用できるかもしれません。
スリの発覚→監獄行きについて(リスクがあまりない?)
街や拠点などで盗みスリなどの軽犯罪を犯し周囲にそれが発覚しまうと、衛兵が来たりその場で問い詰められたりします。
そこで会話での説得に失敗したり監獄に行くというような選択を取るとそのまま監獄に閉じ込められることとなります。
それでこの監獄行きについては、簡単に脱出できる上に脱出後も対象のNPCと関係があまり変化しないということもあってリスクとか取り返しがつかないというようなことも無かったりします。
まず軽犯罪などを犯した場合だと、監獄に入れられる人についてはその実行犯一人なので、他のPTメンバーは自由に行動可能でありインベントリでのアイテムの移し替えなども自由です。
さらに入れられる監獄によっては正面の扉の他に抜け道があるものがあり、そこから脱出することも可能です。例として最初の街エメラルドの森については、牢屋の中に壊して進める壁がありそこから簡単に脱出可能です。
続いて脱出直後について、牢から出た直後にそのキャラクターへ「脱走者」というデバフが付与されますが、このデバフが付いている間に他の衛兵や住民に見つかると再度逮捕されてしまいますが、元の牢に戻されるだけなのでこれも特に悪影響は無いです。
脱走者のデバフが消えるとその時点で関係が元通りになるので、後は犯罪発覚前と同じように動けるようになります。牢獄前の宝箱から持ち物も回収可能でスリで取った物も没収されずに何故か残ってたりするのでほぼデメリットが無くスリなどが出来てしまいます。
監獄の場所によっては抜け道があったり巡回している衛兵がいない場所もあり、より簡単に脱出できます。(デバフが付いたらその場で消えるまで待機するだけでOK)
ただしここでのスリについては付近に監獄がある街や拠点でのことであり、それ以外のフィールド上にいる商人など近くに監獄が無いような場所では、犯罪が発覚次第その場で敵対することもあるので注意です。その場合発覚してもすぐに逃げられるようにするなどの対策が必要になってきます。
ゲーム序盤から、スリ行為に役立つ呪文や装備など
呪文などはスリを行う前に事前に掛けて置き、ターン制モードに切り替えてスリを行うとスムーズです。
スリを成功後に少し時間が経つと対象のNPCはスリに気が付き周囲を探し始めます。この際にその場から離れずにいるとNPCに捕まり面倒なことになるので、ターン制モードで時間を止めてスリを行うのが基本になると思います。
ゲーム序盤から使える、スリ行為に役立つ呪文(アクション)や装備などを紹介してみます。
- 初級呪文:「導き」(要精神集中)→クレリックやドルイドが初級呪文として取得
- Lv2呪文:「能力強化」(要精神集中)→クレリック,ドルイド,バード,ソーサラーが取得
- ボーナスアクション:「バードの声援」→バードが取得するアクション(効果が1回のみ)
呪文についてはこの2つを事前に掛けておくことがおすすめです。どちらも精神集中が必要なので、呪文担当者は分担して用意する必要があります。
バードの声援については効果が1回のみに乗るので、使用する度に掛け直したり難易度の高いアイテム用に使うという形になると思います。
- 「力の手袋」:手先の早業+1
- 「盗賊の手袋」:手先の早業の判定を常に有利化→Lv2呪文:「能力強化」が不要に
- 「密輸人の指輪」:手先の早業+2,厳密+2,魅力-1
- 「銀のペンダント」:初級呪文「導き」が使えるようになる
「力の手袋」についてはエメラルドの森での最初の襲撃イベントでドロップする敵がいるのでそこから入手できます。
「盗賊の手袋」についてはゼンタリムの隠れ家にいる商人NPC「ブレム」が販売してます。
「密輸人の指輪」についてはリズン街道の橋の下にある小道で、藪のところにスケルトンの死骸がありそこを調べると入手できます。(直接近寄って調べてないとダメで、ハイライトされずサーチでも何故か検知できないので注意)
「銀のペンダント」についてはエメラルドの森の経由地点から南西あたりにある丘を登ったあたりに焚火などがあり、そのあたりにある骸骨が持っているので拾えます。
NPCの持ち物分割→スリの難易度を下げる
NPCの持ち物については取引では無く「交換」のタブを選択して、持ち物を分割することができます。
お金(ゴールド)やスタックしているアイテムなどは、分割することでスリ取る時の難易度を下げることができます。
野営地にいるシナビは敵対しない(攻撃やスリをしても関係が悪化しない)
野営地にいるNPC「シナビ」については、攻撃などをしても無敵状態であり敵対しません。
また蘇生やクラスのリスペックなどをした際に払ったゴールドを所持していますが、これはスリで取ることが可能です。
スリが発覚しても何も起こらず、関係が悪化するということも無いので実質ノーリスクで支払ったゴールドを回収することができます。
商人NPCの販売品入れ替えタイミングについて
本作での商人NPCの販売品については、「大休憩実行後」や「キャラクターのLvアップ処理後」に商品が補充・入れ替えが起こります。
なので、この仕様を利用して商人から特定のアイテムを買いだめしておくというようなことも可能です。
野営地でリスペックしたキャラクターでも判定されるのでLvアップする度に商人のアイテムを確認すると良いと思います。
錬金術専用のキャラクターを作成する
ウィザードのサブクラス「変成術」に「実験的錬金術」(Lv2で取得)というスキルがあります。
これは錬金術で難易度15の医術判定に成功すると生産物が通常1つであるものを2つ生産するというもので、これを利用して通常より多くの薬・妙薬などを生産するということが可能です。
この実験的錬金術の効果を最大限発揮できるキャラクターを作成し、錬金術でアイテムを作る時にこのキャラクターをPTに入れて使うことで、貴重な薬などを多く入手することが出来ます。
この錬金術用のキャラクターの具体的な作り方については以下のようになります。Lv5の時点で完成します。
- 戦闘で使う予定の無いキャラクターや傭兵をリスペックする
- クラス「ウィザード」を選択して、医術の習熟を所得しておく。他にはステータスを判断力に16以上に振って後は自由に
- ウィザードをLv2にしてサブクラス「変成術」を選択
- マルチクラスで「ローグ」をLv1取り、医術の習熟を強化しておく
- ウィザードをLv4まで上げて特技で「能力値上昇」を取り判断力を18以上にする
キャラクターについてはこのような感じで、医術の習熟が+10くらいのキャラクターになっていると思います。
あとはスリのところにもあった、呪文で「導き」や「能力強化」を事前に掛けておくと高確率で生産量を2倍にできます。
ゲーム序盤だと「加速の水薬」を通常より多く製作できるようになるので、攻略を楽にしたい場合は覚えておいて損は無いと思います。
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