先日から数日にかけて開催されていた「Call of Duty: Vanguard（コール オブ デューティ ヴァンガード）」のβ版をPS4にて遊んでました。今回の記事はそのざっくりとした感想を書いていこうと思います。
COD:Vβ版のプレイしてみた感触や感想
結論を最初に言ってしまうとなかなかに面白くて、β版でのレベルキャップ30に達した後もしばらく続けてました。
プレイ感を過去作と比べると、Cod:WW2とCod:MWを足して2で割ったような感じで、グラフィックやUI周りのこと、操作性については同じMWのゲームエンジンを使用しているせいかMW（Warzoneにも）にかなり似通ってます。
ざっくり言えば、MWの操作性で遊べるWW2というような感じで、ゲームシステムも前作のCWから体力設定が150→100へと戻り、ある種特殊なスコアストリーク制からキルストリーク制へと戻ってます。
正直な所、前作CWのスコアストリーク制度（死亡しても蓄積スコアがリセットされないものの連続キルによって大きくスコアが伸びてしまう仕様）や中途半端に硬い体力設定があまり好きではなかったので、従来のゲームシステムに戻ったことは嬉しい要素でした。
昔のCODシリーズのように大味かもしれないけれどテンポが良いスピード感がある撃ち合いが楽しめるようなゲーム性でゲームの根幹になる部分では不安はなさそうです。
個人的に良かったところ悪かったところについては様々ありましたが、1つ1つ説明すると長くなりそうなのでそれは後述しておきます。基本的なCOD:Vβ版の感想としては面白くて普通に楽しめましたということで。
ps4では動作がやや不安定な所が
今回PS4で COD:Vβ版を遊んできたわけですが、正直なことを言ってしまうと動作がやや不安定であまり快適には遊べ無さそうでした。
回線関係のことについては自分が遊んだ時期が良かったのか、結構日本サーバー（アジアサーバー？）の部屋へ入れることが多くてPing値もおおよそ30~60くらいでそんなに悪くないという印象でした。（これは各ハードごとではあまり関係無さそう）
しかし問題はps4のスペック不足や最適化があまり上手くいっていないせいなのか、処理落ちや操作遅延等が結構気になる感じがありました。
各所でこのゲームの問題点として視認性が悪いことが挙げられてましたが、これはPS4のオプション設定で様々ある機能をすべてオフにしてカメラの動きについてもデフォルトでは100%になってましたがこれも最低設定まで下げれば、初期設定よりかはある程度改善されてました。
しかし処理落ちなどの問題はどうしてもこのオプション設定を弄るだけではあまり改善は無さそうで、特に大型・大人数マップでの場面ではフレームレートが不安定な感触がありました。
6vs6くらいの場面では割と安定していてそこまで気にならなかったのですが、大人数だったり、煙幕やキルストリークが飛び交う状態だと露骨に処理落ちが発生していてとてもじゃないですが上手く動ける気はしないです。
敵だけでなく見方もコマ送りみたいな状態で表示されて、てんやわんやな状態で逆にそれがカオスで面白いという意見もありますが、やっぱりせっかく操作性の良いゲームなので処理落ちとかなく機敏に動き回りたいとは思いました。
もちろん自分の所持しているps4がProではなくノーマルの方でしかも購入からもう5年以上は経過しているので、その影響もあり得そうです。
そういう事情もあり、実際このゲームの製品版を遊ぶしたらPCかPS5（もし抽選に当たれば）で遊ぶことになると思いますし、その方が快適に遊べて長く継続して遊びたいのならそちらの方が良いのだと思います。
ただこのps4のハードについてはもう発売から7年以上も経過しているので、最新のゲームを遊ぶにはもう古く、そろそろ世代交代の時期なのかもしれません。
β版を実際に遊んでみて気が付いたことなど
実際にCOD:Vβ版の感想とは別として、しばらく遊んでみた感じそこで気が付いたことや良かったところ不満なところなどをとりあえず思ったことだけまとめてみました。
あくまで個人で遊んでみただけなので色々情報に偏りがあるし、ベータテスト時でのことなので製品版では大きくゲーム性等が変化する可能性は十分あり得るので、そこを加味して適当に流して読んでもらえたら幸いです。
武器バランスに関して
- 武器バランスについてβ版の段階ではSMGとARの2種の武器が強いという印象でした。
- 全体として見たらあまり良くなさそうでしたが、それぞれの武器ごとの特色がかなりあってそこは好印象かなと思いました。
- ガンスミスについてはアタッチメントを最大10種類で各種1個ずつ自由に付け替えられるという方式で様々な効果がありMWよりも自由度がありそうだった。（アタッチメントごとに性能の変動が大きいこともあり）
- 個人的にはSMGは「M1928」と「MP-40」ARは「STG44」と「VOLK」が強いと思いました。
- LMGについては今作では反動の強さや取り回しの悪さからしてあまり強くなさそう。（個人的にはDP27はそれなりに強い武器かも）
- 全体的にはSMGとHG以外だとダッシュ後硬直がかなり長く、走り回って戦うのは難しい印象がありました。（LMGに関してはノーアタッチメント状態でも1秒以上の硬直があるものも）
- SGに関して今作では弱いというかかなり使い勝手が悪く使用者もほとんどいない印象があった（短射程・反動が凄まじい・ダッシュ後硬直がAR並・リロードも時間が掛かるなど）
- スナイパーライフルについてはMWの時と同じくADS速度が遅く即死部位が広いというタイプでアタッチメント次第では強力になるかもしれない。
- ハンドガンについては初期のノーアタッチメント状態では弱く、あくまでサブ武器というような性能をしていた。
- ランチャーに関してはロックオン機能が無く弾速も遅いのでUAVを落とすのにはかなり無理がありました。対人用としても軽く使ってみた感じあまり強くなさそう（直撃ではもちろん即死）
- 近接武器ナイフについては結構敵をホーミングしてくれるのと、移動速度がかなり速いので、意外とサブ武器（移動用）としても使えるかも。
パーク・装備品等について
- リーサルについてはあまり強いものが無いという印象で、強いて言うならモロトフとテルミットが便利？
- タクティカルについても同様でそこまで脅威になりそうなものは無さそう。（スティムに関しては回復発生までが遅く過去作に比べ使い勝手が悪くなっていた）
- フィールドアップグレードについてもβ版の時点ではあまり強力なものが無かった印象。（アーマプレートは大きく弱体化されデッドサイレンスについてもβ版では元々の足音が聞き辛いのであまり効果的でなかった感じが）
- パークについては各項目ごとに上手く振り分けられていて意外とバランスが取れてる印象がありました。
- ただ、後述するカウンター偵察機が強すぎるせいで、ミニマップに関係するパークが機能できていないという面も
キルストリーク関係について
- サポート関係のキルストリークだとカウンター偵察機が4連続キルで出せる割には効果時間も長くかなり強力という感じがありました。（効果を無効化するパークもβの時点では無い）
- 今作では味方と重複して同じ種類のキルストリークを出せない仕様（同じ味方チーム同士で偵察機等を1つずつしか呼び出すことが出来ない）なため、対空して落とす人がいないと特に大人数戦では常時このカウンター偵察機が回り続けるというようなことも起こってしまう。
- 対空するにも一人では難しく、ランチャーを当てるのが困難（不可能？）であり、銃で落とすこともβの時点ではキルストリーク対策のアタッチメントが解放できないので厳しいです。（一応試してみたところ、カウンター偵察機に対して通常弾STGで60~70発、DP27で40~50発程度で落とせた）
- 攻撃系のキルストリークだと連続9キルの「フレイムノート」が9キルの割にかなり強力な感じがありました。
- 火炎放射の威力はそこまでではないですが射程が長く弾数が無限？でオーバーヒート等の状態も無しで放射したい放題、耐久値もかなりあり（爆発物・キルストリークへの耐性はよく分からなかった）ため、何か対策を取らない限りかなり強そうでした。
マップや新ルールに関してのこと
- β版で通常用ルール実装されたマップは「Hotel Royal」「Gavutu」「Red Star」「Eagle’s Nest 」の4種。
- 「Hotel Royal」「Eagle’s Nest 」の2つはWW2でもありそうなそこまで広すぎず狭すぎずのシンプル目な3レーンのマップで、個人的にこの2つは全然悪くなさそうでした。
- 「Red Star」はマップが広すぎて視認性が悪いこともあって、個人的に好きでは無いマップかなと。（20vs20くらいの大人数戦だと広さ的にはちょうど良く、ありかもしれないと思った程度）
- 「Gavutu」についてはそこまで広いマップだとは感じませんでしたが、マップ中央の船上のポジションが幅広く見渡せて強すぎるような気も。（このマップの船上に居座ってたらV2ロケットが出せました。）
- 新ルールの「パトロール」についてはβ版ではリスポーン地点がかなり酷く、無茶苦茶な湧き方をするのであまり真面目にやりたくはないかなと。
- 他には拠点へ入っているときの旨味がほぼ無く、一定時間拠点に入ってたら体力が少し増大するとかでいいので、何かしらのメリットが欲しいところ。
その他のことについて
- 今作の音量に関しては足音も含め何故かやたらと小さいような感じがありました。（足音に関してはバグ？）
- にもかかわらずVC音声については初期設定の時点でやたらと大きい音量に設定されていて、最初外国人のVCが爆音で流れてきて本当にビックリしました。
- SBMM（スキルベースマッチメイキング）については今作も普通にありそうでした。（確信は無いですが、好戦績や連勝が続くと高レベルの人が多い部屋や理不尽なチーム分けされるようなことが多かった気がしたため。）
- β版の時点でも残念ながらチーターと遭遇することも稀にあった。（これに関してはしょうがないし、製品版では運営チームに頑張ってもらうしかないかなと）
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